整体・マッサージ・整骨院は何が違う?保険と選び方をわかりやすく解説
肩や腰がつらいとき、どこへ行けばよいのか迷います。
整体、マッサージ、整骨院、接骨院、整形外科。
名前は聞くけれど、何がどう違うのかは説明されていません。
この3つは「資格」「保険」「目的」の3点で分かれます。
ここが分かると、自分がどこへ行くべきかが決まります。
Contents
いちばん大きな違いは「国家資格があるかどうか」
まずここから整理します。
整骨院・接骨院には、柔道整復師という国家資格を持つ人がいます。
3年以上の養成課程を経て国家試験に合格した人だけが名乗れます。
整骨院と接骨院は呼び方が違うだけで、中身は同じです。
マッサージを業として行うには、あん摩マッサージ指圧師という別の国家資格が要ります。
街で見かける「もみほぐし」「リラクゼーション」の多くは、この資格を必要としない形で運営されています。
整体には、名乗るための決まりがありません。
技術を学んだ方が開いている場合もあれば、国家資格を持つ方が整体院として営んでいる場合もあります。
資格の有無が良し悪しを決めるわけではありません。
ただ、次に説明する保険の話は、ここで決まります。
保険が使えるのはどこか

はっきりお伝えします。
健康保険が使えるのは、整骨院・接骨院で、急性のけがを施術するときだけです。
対象になるのは、いつ何をして痛めたかがはっきりしているものです。
- ぎっくり腰
- 寝違え
- 転んで打った、ひねった
- スポーツ中の捻挫や打撲
一方、次のものは整骨院であっても対象外で自費です。
- 慢性的な肩こり、腰の重だるさ
- 姿勢の改善や体型の変化を目的としたもの
- 疲労回復、リラクゼーション
整体院とリラクゼーションのマッサージ店は、そもそも保険の枠組みの外にあります。
全額自費です。
「なんでも保険が使えます」と案内している院は避けてください。
制度上そうならないので、あとで困るのは通う側です。
目的が違う ── ここがいちばん実感に近い
資格や保険の話より、実際に選ぶときはこちらのほうが役に立ちます。
マッサージ・もみほぐしの目的は、その場を楽にすることです。
筋肉を皮膚の上からほぐし、血流を促します。
気持ちよさが得られ、終わったあとは軽くなります。
整体・整骨院の目的は、戻る理由のほうに手を入れることです。
なぜその場所が固まるのか、どこの動きが落ちているのかを見て、そこを変えていきます。
どちらが上ということではありません。
一日の疲れを抜きたいならマッサージが向いています。
何度ほぐしても数日で同じ場所が戻るなら、そこは目的が違います。
「もみ返し」が出るのはなぜか
マッサージのあとに、翌日重くなったり痛くなったりすることがあります。
強い力で筋肉を押すと、筋線維や周囲の組織にわずかな損傷が起こることがあります。
体がそれを修復する過程で、炎症に近い反応が出ます。
これがもみ返しと呼ばれるものです。
強く押されるほど効いている、というわけではありません。
痛みをがまんして受ける必要はないので、強さは遠慮なくお伝えください。
もみ返しが出たときは、その日は温めず、無理に動かさず様子を見てください。
数日で治まらない場合は、別の原因を考えたほうがよいことがあります。
結局、自分はどこへ行けばよいのか

目安をお伝えします。
整形外科(医療機関)へ
– しびれや力の入りにくさがある
– 安静にしていても痛む、夜間に痛みで目が覚める
– 転倒や事故のあと
– 発熱をともなう
整骨院・接骨院へ
– ぎっくり腰、寝違え、捻挫、打撲(保険の対象)
– 慢性的な肩こり・腰痛で、ほぐしても戻ってしまう(自費)
– 姿勢や動作の癖から見直したい
マッサージ・リラクゼーションへ
– 一日の疲れを抜きたい
– 特定の痛みはないが、全身が重い
こんなときは医療機関を受診してください
自己判断で通い続けると、見つかるべきものが遅れることがあります。
次に当てはまるときは、先に整形外科などにご相談ください。
- 手足にしびれや力の入りにくさがある
- 安静にしていても痛む。夜間、痛みで目が覚める
- 発熱をともなう。原因の心当たりがないのに体重が減っている
- 転倒や事故のあとから痛みが出た
- 排尿の異常や、お尻まわりの感覚の鈍さがある
- がんの治療を受けたことがある、または骨粗しょう症と言われている
ご自宅でできるセルフケア
どこへ行くか決める前に、まず試していただきたいことがあります。
30分に一度立ち上がる
同じ姿勢を続けないことが、いちばん確実です。
立ち上がって10秒、背筋を伸ばすだけで構いません。
蒸しタオルで首の後ろを温める
3分ほど当てます。
自分でもみたくなる場所は、たいてい温めたほうが早く緩みます。
お尻の外側を伸ばす
椅子に座り、片方の足首を反対の膝に乗せ、背筋を伸ばしたまま前に倒します。
20秒ほど、息を止めずに行ってください。
これで軽くなるなら、まだどこかに通う段階ではないかもしれません。
数週間続けても変わらないときが、相談どきです。
通う目安について
自費で通う場合、回数と間隔は気になるところだと思います。
急に出た痛みなら、はじめの1週間は間隔を詰めて、落ち着いたら空けていきます。
数か月続いている不調は、週に1回程度を数週間続けながら様子を見ます。
間隔を空けても保てているかどうかを目安にしてください。
回数を言い切る案内には、根拠がないことが多いと考えています。
よくあるご質問
整骨院で肩こりを診てもらえますか
診られます。ただし保険の対象外で自費になります。
ここを説明せずに保険で通させる院があれば、避けたほうが安全です。
整体と整骨院、どちらがよいですか
けがであれば整骨院です。保険が使えます。
慢性的な不調であれば、どちらも自費なので、説明の内容で選んでください。
マッサージに通っていますが、変わりません
その場を楽にする目的の施術では、戻る理由は変わりません。
何度受けても同じ場所が固まるなら、見る場所を変える段階だと思います。
金町で体の不調にお困りの方へ
KSC金町オレンジ鍼灸整骨院では、初回に体の状態を確認したうえで、
何が原因で、どう進めるとよいかをお伝えしています。
肩こりの施術や
腰痛の施術についてもご覧ください。
料金は料金ページに掲載しています。
※定員オーバーの際はご容赦ください。※ご興味ある方は空き状況をご確認いただくことをオススメします。

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