腕が痛い、肘から上が痛むのはなぜ?原因と受診の目安|金町の整骨院が解説
肘から上、いわゆる二の腕のあたりが痛む。
腕を上げたときや、服を着替えるときにズキッとする。
こうした「腕が痛い」というご相談は、年齢や性別を問わず多くいただきます。
二の腕の痛みは、腕そのものより、肩や首が関係していることも少なくありません。
なかには、心臓の病気のように急いで受診が必要なものもあります。
考えられる原因と、自分でできること、受診の目安を順にお伝えします。
左腕の痛みに、胸の痛みや息苦しさ、冷や汗が重なるときは、すぐに119番に連絡してください。
肘から上の腕の痛みとは
肘から肩までの部分を上腕と呼び、一般には二の腕と言われます。
中には上腕骨という太い骨が1本通っています。
前側には力こぶをつくる上腕二頭筋、後ろ側には上腕三頭筋があります。
肩の関節は上腕骨の上の端でできていて、肩を動かす筋肉や腱の多くが上腕に付いています。
そのため、痛む場所が二の腕でも、実際には肩や首に原因があることがよくあります。
痛む場所だけでなく、どんな動きで痛むか、しびれがあるかが見分ける手がかりになります。
二の腕が痛むときに考えられること
使いすぎ・筋肉痛
重い荷物を運んだ、久しぶりに運動した、赤ちゃんを長い時間抱っこした。
こうしたあとに出る二の腕の痛みは、筋肉の使いすぎによるものが多くあります。
数日で軽くなっていくなら、様子を見てよいことがほとんどです。
四十肩・五十肩

40〜60代に多い、肩の関節のまわりに炎症が起こる状態です。
正式には肩関節周囲炎と呼ばれます。
痛みは肩だけでなく、二の腕の外側に広がることがよくあります。
腕を上げる、背中に手を回す、髪を結ぶといった動きがつらくなります。
夜、寝返りのときに痛んで目が覚めることもあります。
肩の腱の傷み(腱板・上腕二頭筋の腱)
肩には、腕の骨を関節に引きつけておく腱板という腱の集まりがあります。
使いすぎや年齢による変化、転倒などで腱板が傷むと、腕を上げる途中で痛みが出ます。
腕を上げる力が入りにくい場合は、腱が切れていることもあります。
肩の前から二の腕の前にかけて痛むときは、上腕二頭筋の腱が関係していることがあります。
物を持ち上げる、肘を曲げて力を入れるといった動きで痛みやすいのが特徴です。
力こぶの形が急に変わったときは、腱が切れているおそれがあるため受診してください。
首から来る神経の痛み

首の骨のすき間から出る神経が圧迫されると、腕に痛みやしびれが出ることがあります。
首を後ろに反らしたり、痛む側に倒したりすると、腕に響くのが特徴です。
二の腕だけでなく、肘から先や指先までしびれが広がることもあります。
うつむいてスマートフォンを見る時間が長いと、首への負担が増えます。
パソコンに向かって首が前に出る姿勢が続く方も同じです。
ほかに考えておきたいもの
左腕の痛みは、狭心症や心筋梗塞など、心臓の病気のサインとして出ることがあります。
胸の痛みや圧迫感、息苦しさ、冷や汗、吐き気をともなう場合は救急車を呼んでください。
ピリピリとした痛みのあとに発疹が出てきたときは、帯状疱疹のことがあります。
その場合は、皮膚科などの医療機関へご相談ください。
自分でできること
痛む動きをしばらく避ける
痛みが出る動きは、しばらく控えてください。
ただし、まったく動かさないでいると、肩の関節がかたくなることがあります。
痛みの出ない範囲では、ふだんどおりに腕を使って構いません。
冷やすか温めるか
ぶつけた直後や、熱をもって腫れているときは冷やします。
はっきりしたきっかけがなく、重だるい痛みが続いているときは温めるのが目安です。
入浴で温まると楽になるなら、温めて構いません。
腕を胸の前に引き寄せる

片方の腕を胸の前に伸ばし、反対の腕で肘のあたりを抱えて体に引き寄せます。
肩の後ろから二の腕の外側が伸びる位置で、20秒ほど止めます。
息を止めずに行い、痛みが強くなるときは無理に続けないでください。
寝るときの姿勢を工夫する
あお向けで寝ると、痛む側の肘が下に落ちて、肩が引っぱられることがあります。
二の腕の下に丸めたタオルやクッションを入れ、肘の高さを少し上げると楽になる方がいます。
痛む側を下にして横向きに寝るのは避けてください。
首の姿勢を見直す
スマートフォンは目の高さに近づけて持ち、うつむく時間を短くします。
パソコンは、画面の上の端が目の高さになるように置くと、首が前に出にくくなります。
こんなときは医療機関を受診してください
二の腕の痛みの中には、整骨院ではなく医療機関で診てもらう必要があるものがあります。
次に当てはまるときは、早めに受診してください。
- 左腕の痛みに、胸の痛み・息苦しさ・冷や汗がともなう(すぐに119番)
- 腕や手にしびれがある、力が入らない、物を落としやすくなった
- 腕が腫れている、熱をもっている、赤くなっている
- 転んだ、ぶつけたあとから痛みが出た
- 夜も眠れないほど痛む、安静にしていても痛む
- 発熱をともなう
- 力こぶの形が変わった、痛む場所に発疹が出てきた
とくに一つ目は、心筋梗塞などのおそれがあり、急を要します。
「腕の痛みだから」と様子を見ずに、救急車を呼んでください。
しびれや力の入りにくさがある場合は、整形外科で首や神経の検査を受けてください。
整骨院で行うことと、保険について
当院では、まずどの動きで痛むか、しびれがあるかをうかがい、肩や首の動きを確認します。
医療機関の受診が先と判断した場合は、施術ではなく受診をおすすめしています。
施術では、肩まわりや首、背中の筋肉のこわばりを手技でゆるめ、肩の動きを少しずつ戻していきます。
痛みの出にくい腕の使い方や、ご自宅で続けられる体操もお伝えします。
院名のとおり鍼灸も行っていますので、手技と組み合わせることもあります。
保険については、重い物を持ち上げた瞬間に痛めたなど、原因のはっきりした急性のケガが対象です。
はっきりしたきっかけのない慢性的な痛みは、自費になります。
鍼灸は、医師の同意書があれば、五十肩や頸腕症候群などで保険の対象になります。
料金は施術メニューのページでご確認ください。
肩まわりの施術については、肩こりの施術のページでもご案内しています。
通う目安と相談先
痛めた直後の急性の痛みは、はじめの1〜2週間は間隔を詰めて通っていただくことが多いです。
痛みが落ち着いてきたら、少しずつ間隔を空けていきます。
四十肩・五十肩のように長く続く痛みは、週に1回程度を数週間続けながら、肩の動きを見ていきます。
回復までの期間には個人差があるため、初回に見立てをお伝えしたうえで、目安をご相談します。
よくあるご質問
二の腕だけが痛いのですが、肩の問題ですか
肩の関節や腱が関係していることはよくあります。
腕を上げる、背中に手を回すといった動きで痛むなら、肩を確かめる意味があります。
右腕が痛いときも、心臓の病気の可能性はありますか
心臓の病気による痛みは左腕に出ることが多いですが、右腕や両腕、あご、背中に出ることもあります。
胸の痛みや息苦しさ、冷や汗をともなうときは、左右に関係なく救急車を呼んでください。
湿布を貼っても大丈夫ですか
痛みを和らげる目的で使うのは構いません。
ただ、湿布で痛みが軽くなっても、原因が肩や首にある場合はくり返すことがあります。
1〜2週間たっても変わらないときは、一度ご相談ください。
腕の痛みが続いているときは
肘から上の痛みは、肩や首の状態と関係していることが多くあります。
痛む場所だけでなく、どの動きで痛むかを手がかりに、負担がかかっている場所を探っていきます。
KSC金町オレンジ鍼灸整骨院では、施術が向いているか、医療機関の受診が先かを初回にお伝えしています。
場所や予約の方法は、お問い合わせ・アクセスのページをご覧ください。
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